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2008年5月15日 (木)

4つ、それぞれの「返還」、そして、「復帰」

以下は、戦後米軍の占領下から日本に「返還」(それぞれから見れば「本土復帰」)された4つの地域(諸島)である。

(1)1952年 2月10日
(2)1953年12月25日
(3)1968年 6月16日
(4)1972年 5月15日

これらに先だって、1952年4月28日、「日本本土」は独立を回復した。因みにこの日は沖縄にとって、そして、恐らく他の3つの地域でも日本本土から切り離され、日本に切り捨てられた日として記憶されている。

さて、(4)は36年前のきょう。沖縄が「日本本土」に「復帰」した日だが、他の3つの日は人びとに36年前のきょうほど記憶されているだろうか。

(1) トカラ諸島
(2) 奄美群島
(3) 小笠原諸島

奄美では激しい復帰運動があった。小笠原では戦時中一般の住民は強制的に退去させられていたが、戦後しばらくして欧米系の島民(100数十名程度)に限り帰島が米軍より許可された。しかし、他の住民は「復帰」まで帰島が許されなかった。

最近、「芸域」を広げるため、また、軽度の「島フェチ」のため、小笠原のことを調べはじめている。小笠原になぜ欧米系の住民がいるのかについては話せば長いことになるので、ここでは省略するが、小笠原には他にも「南洋系」の住民もいる(いた)。

さて、「5・15」を記憶している人、そして、この日がどんな日かを知っている人は沖縄でも減っていると聞く。しかし、「2・10」や「12・25」、「6・16」について知っている人が、当事者以外にどれぐらいいるだろうか。そして、それまでの過程でどのような苦闘があったのか。それも、恐らく忘却されつつある。

「島フェチ」・「辺境人」として、沖縄に限らず、これらの地域についてもこれから少しずつ調べて行きたい。また、その先に、旧植民地等に視野を広げて行けたらと考えている。

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コメント

お久しぶりです。
ほんとそうですよね。
興味深い話をありがとうございます。

投稿: 石油王 | 2008年6月 6日 (金) 06:57

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