« 2011年1月16日 - 2011年1月22日 | トップページ | 2011年2月6日 - 2011年2月12日 »

2011年1月30日 - 2011年2月5日

2011年2月 5日 (土)

「顔(face)」〜Facebook、そして、独裁政権打倒?〜

なんだから、1月中はこのブログをほとんど行進もせずにいた。気がついたら2月。

そして、つい最近、Facebookをはじめた。チュニジアやエジプトでは独裁政権を揺るがすほどの大きなうねりを作り出したというので、試しに登録してみたのだが、まだ、使い方がよくわからない。で、早速、古い知り合いや新しい知り合いなどから連絡があり、「友達」になった(でも、もとから、友達なのだが。変?)。

それにしても、独裁者はすべてのものを犠牲にしても、権力に固執し、それを守ろうとする。独裁者ははじめは権力を得て何事かなそうとするのだが、そのうち権力維持が自己目的化する。その過程で、犠牲になっていくのは名もない人びと、つまり、「顔(face)のない人びと」なのだろう。その「顔(face)のない人びと」が「顔(face)」を見せて、声を上げ、「顔(face)の見える人びと」に次々に変身していった。そして、集まり(独裁政権下では複数で、路上に集まることも禁止されていたのだろう)、行進し、プラカード(さまざまな言語の!! 日本語のプラカードもあるという。つまり、集まった人びとの知的レベルと意識の高さ、戦略性を感じる)を掲げ、シュプレヒコールをくり返している。

ついひと月ほど前に、BSのどこかのチャンネルでエジプトの市民運動家や法曹関係者が権力から弾圧を受け、拉致されたり、暗殺されたりしているということをはじめて知った(チャンネル・番組名等は覚えていない)。今回の政変(?)はそれを見終わってから、余り間をおかないで起こった。

さて、独裁者は何もかも手に入れて、先述の通りそれ自体を守ることが自己目的化している。そして、その根源である権力を、独裁者が守ろうとする過程で,多くの人びとから多くのものを奪ってきた。財物、地位、名誉、そして、命。実に多くのものが傷つき、奪われていったし、現在も奪われている。軍隊・警察、そして、それに類する暴力装置を使い、情報や人事をコントロールして反対勢力を監視・排除し、民衆からは奪い続け、毀傷し続ける。

権力闘争は実に虚しいものだが、その当事者ともなれば、あるときにはそれを避けるために言いなりになったふりをしていることもあるだろう。しかし、結局我慢にも限度がある。弾圧され、支配されている人びとは、いまは、「顔(face)」を隠して息を潜めている。しかし、何かきっかけがあれば、いつまでもそうではない。いつか、「顔(face)」をあらわし、声を上げることはある。

逼塞し、俯いている人びと、そして、自分。しかし、顔を上げ、その束縛から解き放たれる日は、いつかきっと来る。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年1月16日 - 2011年1月22日 | トップページ | 2011年2月6日 - 2011年2月12日 »