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2014年10月 9日 (木)

〔連載予告〕南島キリスト教史入門〜奄美・沖縄・宮古・八重山の近代と キリスト教〜 第1回

いよいよ、『福音と世界』の連載が始まりました。これから、24回の予定で近代以降の南島のキリスト教史について、島々を巡りながら、考えてゆきます。そのなかで、南島の自律した教会形成と伝道の構造を明らかにし、帝国日本の周縁部と植民地、移民先との交流により育まれてきた豊かなキリスト教信仰を表現できたらと思っています。

第1回は、「南島キリスト教の深さと広がり」です。

くわしくは、 福音と世界 2014年 11月号 [雑誌]をお買い求め頂き、ご覧頂きたいのですが、小見出しを書いておきます。

「南島」イメージとキリスト教
南島のキリスト教と、これから明らかにしたいこと
南島キリスト教史はどのように語られてきたか。
南島キリスト教史研究とわたし
南島キリスト教の深さ
南島キリスト教史の広がり
「南島キリスト教史」は可能か

初代ですので、対象の定義と、問題意識を示して、課題を明らかにしました。

みなさん、よろしく後批評ください。

なお、次回、第2回は「日本伝道の『橋頭堡』としての琉球─八重山キリシタン事件と琉球王国時代の宣教師─」の予定です。

なお、ココで、立ち読みもできます。

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コメント

「福音と世界 2014 11」の感想や引用、ご紹介。

「南島キリスト教史入門 奄美・沖縄・宮古・八重山の近代とキリスト教 第1回 南島キリスト教の深さと広がり」(一色哲さん)

 この連載の意義は、たんに、ほとんど知られることのない地方のキリスト教史を学べるということだけでなく、いや、むしろ、歴史、とくにキリスト教史を研究し記述する姿勢、方法論そのものの革新の場に臨めることにもあると思います。

 つまり、「横浜にキリスト教が伝えられ、そこから、さらに全国各地に伝わって行きました」というような稚拙な歴史観(の名に値しませんが・・・)が覆されます。中央から地方に伝えられる、というのでもなければ、いちどある筋から伝えられたらそれでおしまい、というのでもないのです。

 また、読者は、「南島」に対してどういう位置に立っているのか、どういう姿勢で臨んでいるのかが問われます。日本人は「南島」に対して「後進性」「癒し」という思いを投影してしまっていますが、筆者もその自覚を持って、南島のキリスト教の「実際」に向き合ってゆきたいと述べています。

 43ページ上の段、14行目の「南東」は「南島」かも知れません。

投稿: 林巌雄 | 2014年10月16日 (木) 15:35

こんにちは
榎本空といいます。一色先生の『南島キリスト教史』読ませて頂きました。
僕は現在、バークレーの太平洋神学校で神学を学んでいるのですが、出身は沖縄、伊江島です。またここに来る前は、台湾におり、台湾原住民の植民地体験に対する神学的応答という観点から、修士論文をまとめました。
先生の「南島キリスト教史を日本キリスト教史から自立させ、」それを東アジアのキリスト教交流史という広い文脈の中で語り直していく、という姿勢に僕は深く共感しています。
僕の専門は文脈の神学、アジアの神学です。その学びの中で、支配者グループによって意図的に語られる歴史言説を、その支配の直接の犠牲となっている人々の視点から語り直すことの大切さを学びました。
そういった意味で、先生の研究は、日本の神学をしていくなかで、とても重要なのではないかと思っています。

長文失礼しました。
現在はアメリカにいるので、これから先の先生の論考を拝読出来ないのが残念です。

榎本空

投稿: 榎本空 | 2014年10月24日 (金) 08:55

榎本さん、コメント、ありがとうございます。
もしかして、前に沖縄のサマリア人伝道所におられた、榎本恵さんのご関係の方でしょうか。

さて、現在バークレーのおられるとのことですが、わたしたちが一昨年立ち上げた「東アジアキリスト教交流史研究会」にも、ご帰国の折にでも、参加して頂ければと思います。

それから、『福音と世界』は、こちらで、とりあえず、立ち読みができます。
http://www.shinkyo-pb.com/magazine/

それから、こちらの方で、ちょっと遅れて、Kindle版がでているようです。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=カタカナ&url=search-alias%3Ddigital-text&field-keywords=福音と世界2014年&rh=n%3A2250738051%2Ck%3A福音と世界2014年
おそらく、米国でも読めるのではないかと思います。

いつか、お会いして、お話しできるといいですね。

投稿: one(管理人) | 2014年10月24日 (金) 16:36

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